デジタルプレスキット
車高が10 mm低く見直されたPASMシャシー
911カレラは、オールラウンドスポーツカーのドライビングダイナミクスにおいてベンチマークとなっています。新世代911シリーズは日常における快適性とサーキットでの走行性能がさらに引き上げられています。車高が10 mm低く見直されたPASMシャシー(ポルシェ・アクティブサスペンション・マネージメントシステム)が、全カレラ モデルに初めて標準装備されます。

このシステムは高速コーナリング中の安定性をさらに改善し、同時に、より広範囲なダンパー設定を備えた新世代のショックアブソーバーが、さらに精確な応答性によって快適性を高め、ダイナミックなドライビングにおけるロードホールディングも向上させます。5本のスリムなツインスポークを備えた新しい標準ホイールには、転がり抵抗を抑えたタイヤが組み合わされ、パフォーマンスがさらに引き上げられています。さらに、全モデルでリアホイールの幅が0.5インチ広がって11.5インチワイドになり、911カレラSのリアタイヤ幅は305 mm(先代295 mm)となっています。

911カレラSにオプション装備されるアクティブなリアアクスルステアは、911ターボと911 GT3から採用されたシャシーテクノロジーです。これは、911のコーナー進入時の俊敏性と高速走行時の車線変更の安定性を高め、同時に、市街における良好な取り回しを実現します。日常における実用性を確保するために、フロントアクスルのストラットにリフティングシリンダーを組み込んだ油圧リフトシステムがオプションで組み込まれています。スイッチを押すと、フロントの地上高が5秒以内に40 mm増え、急勾配の車庫出口などでボディ下部が地面に接触するのを防ぎます。

新しいオンラインナビゲーション付ポルシェ・コミュニケーションマネージメント (PCM) システム

ニュー911カレラには、7インチマルチタッチスクリーンとボイスコントロールを備えた新開発のポルシェ・コミュニケーションマネージメント(PCM)システムが標準装備されます。PCMは、スマートフォン同様のマルチタッチジェスチャーによる操作が可能で、たとえば、ハンドライティングによる入力もできます。携帯電話やスマートフォンをWi-Fiで接続することも可能です。初めて装備されるスマートフォントレーは、バッテリーを節約して最適な受信を提供します。また、新たにApple CarPlayを使用してiPhoneをPCMに接続するオプションも用意されています。

リアルタイム交通情報がナビゲーションを大幅に改善します。これは、ドライバーに交通状況のクイックガイドと、その情報に合わせたダイナミックなルート案内を提供します。初めてGoogle EarthやGoogle Street Viewも統合され、目的地や途中の環境を確認することができます。PCMのその他のコンポーネントには、ポルシェ・カーコネクトやポルシェ・コネクトアプリが含まれており、車の機能の遠隔操作、ナビゲーションのための目的地のPCMへの転送、第三者プロバイダーによる音楽ストリーミングサービスのPCMでの使用などに使用することができます。

※仕様は国により異なります。



数十年におよぶ成功の歴史
ポルシェのターボエンジン:ターボパワー
ターボテクノロジーはポルシェのテクノロジーです。ニュー911カレラへの新しいターボチャージドエンジン採用は、論理的な次のステップでした。ポルシェは、数十年にわたって従来の自然吸気エンジンでは達成不可能だった出力と効率性の向上のために、ターボチャージドエンジンを開発してきました。 より知りたい場合

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